通水の必要性
通水の必要性
空き家管理において、なぜ通水が
必要なのでしょうか。
通常、排水設備の配管の途中に
排水トラップが設けられ、
下水道からの悪臭を、屋内へ
侵入するのを防いでいます。
洗面台などの下にあるS型の
排水トラップなど、いろいろな型が
あります。
例えばS型では、S型の所に常に
水が溜まり、下から来る下水道の
悪臭にふたをしているのです。
トイレに水がたまっているのも
そのためでもあります。
しかし、長期間水を使わないと、
S型の所にたまっている水が
蒸発してしまい、直接下水道からの
悪臭が屋内に入ってきてしまうのです。
また、排水トラップは下水からの
ネズミや小バエなどの害虫の侵入も
防いでくれます。
そのため、空き家管理には通水作業が
とても大切なのだと思います。